苫小牧市 H様邸(施工時期:2013年 9月)
デザインCAD図面
大きな庭木を思い切って整理し、園路から手が届く程度の植栽ブロックに分けました。植栽は、ほとんどが既存で植えてあったものを掘り取って養生しておき再配置しました。植栽部はたっぷり堆肥を漉き込み防草シート+ウッドチップ敷きでローメンテナンスの庭としました。
道路側の既存化粧ブロック塀越しの庭の様子。以前は大きな木に遮られて見えなかった草花も外から見えるようになりました。右側の細い園路は、防草シート+那智石+コンクリート平板としました。新たに球根や宿根草も植えましたので、来年の春が楽しみです。
リビングから庭へ出るコンクリートのタタキが劣化してボロボロとなっていました。屋根からの雨だれが落ちる場所(今回雨どいを設置)でしたので、コンクリートブロックの土留めをしてインターロッキングでテラスを作りました。奥様のご要望でサッシの下ぎりぎりまで高くしたので、庭へのアプローチは、スロープから階段に変更。インターロッキングの広場側のコンクリートブロック土留めはベンチ兼用。反対側の花壇の淵にも同様のベンチを設けました。テラスの上には、奥様からのリクエストで雨どいの雨水を溜めるタンクと立水栓。立水栓には、オリジナル木製カバーと真鍮の蛇口を付けました。
インターロッキングの広場の隅に0.5坪の木製物置を設置。ガーデニング道具や資材、BBQの道具などを収納予定。中には、棚板の高さを細かく変更できる棚を両脇に設置。小さくても収納能力は抜群。
奥様のお父様が作られたというブロック塀が土圧
で傾いていました。全部撤去して基礎砕石・基礎
コンクリートを施工して、地中ブロック2段と地上
の塀の部分もフレコンブロックで積んで、生コン
クリートをしっかり充填しました。もちろん鉄筋
も縦横しっかり入っています。
東側のお隣との境界も、オンコの生け垣を撤去して
アルミ製のフェンスを設置しました。境界には民地
石を敷設し、住宅との間は防草シート+敷砕石とし
て、ここも除草の楽な庭にしました。